SCD-1004
冒涜飼い
個体名:ユーガノット・ラインアウツ
案内クラス:Yonder
対応:SCD-1004は、夢世界人物の中でも非常にアブノーマルな性行為が要求されるため、案内は推奨されていません。
SCD-1004への接触には必ず制御レベル40以上の人物の同行が必要です。制御レベル40以上の人物がいない状態で相対した場合、いかなる手段を使用した逃走が推奨されます。

説明:SCD-1004は、角・翼の一部に左右非対称的なねじれが存在することが特徴のサキュバスです。
SCD-1004は髪を3本の三つ編みにしていますが、三つ編みの中に見られる色の違う髪は、SCD-1004と一致しない別の人物の髪の毛が編み込まれていることが分析によって確認されています。この人物の詳細については不明です。
SCD-1004の強い興味は人間の肉体に向けられています。SCD-1004にとって性行為はそのための手段の一つです。SCD-1004は性行為中、相手の身体を噛む、性器を口に含む、結合するなどによって堪能を行います。
また、SCD-1004は、複数の触手(SCD-1004-1群と呼称)と共に行動します。
SCD-1004-1群は先端が花状に開き、内部はひだに覆われています。これらの特徴は性行為の際に利用され、相手の秘部を刺激する用途として使用されます。
SCD-1004の性行為にはSCD-1004-1群も積極的に参加し、巻き付きによる拘束や開口部による愛撫などを行います。
SCD-1004はSCD-1004-1群と意思疎通が可能です。その際にSCD-1004は一般的な公用語を使用した会話という手段で伝達しますが、SCD-1004-1群は声を発することはなく、動きで多少判別ができる程度です。
SCD-1004はSCD-1004-1群の声が聞こえており、それに会話で応対していると説明しています。協会の調査では、SCD-1004-1群の声の確認はできませんでした。
SCD-1004の活動範囲は獄界オルデオの█████████に限られるため偶発的に遭遇することは稀ですが、SCD-1004-1群はSCD-1004の棲息する獄界オルデオ一帯に存在しています。そのほとんどが不活性状態ですが、夢世界そのものへの影響力の大きさについては無視できない要素です。
SCD-1004の性的嗜好やSCD-1004-1群などの性質により、制御できる人物がいない場合に活動範囲の拡大が発生した際には、案内クラスZenithへの格上げが検討されます。